家づくりの裏側!T邸(東京の平屋)

やり方

2012.4.13

今日は椎名町の平屋の「やり方」の日。

天候は晴れ、絶好の肉体労働日和です。

 

「やり方」ってなぁに??

 

やり方とは、

縄張りをして建物の位置を出し、

図面通りの配置を正確に出していく作業。

建物の水平を確認していきます。

 

イメージとしては

真っ白いキャンバスにグリッド線を引いて、家の下描きをしていくイメージです。

 

効率よく作業をするために

木配りをしてしまいます。

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建物の障害になってしまう椿等を切る。

椿がきれいなのでもったいなく感じてしまう一同。

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やり方の作業の合間に、住まいのイメージもふくらませていきます。

 

「やっぱり少し建物を振ったことで、ゆったり感が出ていいですね。」

「この木は立派だし、隣の家からの目隠しにもなるから残したいなぁ・・・」

「やっぱり屋根の上から少し見える柿の木は、想像するとかっこよさそうだね!」

「これはアジサイですかね?六月とかきれいでしょうね…」

 

建物の配置に合わせて杭を打ったらいよいよ「レベル」の登場。

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これを覘くと水平が出るというもの。

 

 

不要な杭の上部を切っていきます。

この切り口、不思議ですよね。なぜこんな風に切るのか聞いてみたところ、

「いたずら防止です

上からガン!!とやられるとせっかくとったレベルがずれてしまいますからね。」

とのこと。

なるほど!!

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やり方も無事終了です。

 

オフショット!!

「椿がもったいないですね。。。」

そうだ!床の間に飾ろう!

ということで「なんてんcafe」の床の間に飾られた椿。

 

幸せはおすそ分け!

ということで切った椿のつぼみを持って帰ってきました。

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